- 小学校で行われている「英語活動」って・・・?
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現在多くの小学校では、「異文化に触れる」「英語に慣れ親しみ、興味を持たせる」などを指導目標に、ゲームや歌、あいさつの仕方などを通じて「楽しい英語活動」を展開しています。
しかし、指導方法・カリキュラム・目標などは、各学校の裁量に任せられていて、十分に確立されているとはいえません。事実、小学校ごとで実施することへの困難さや、指導する側の戸惑い、中学校英語へのつながりなどの問題点が専門家により指摘されています。
- 小学校のころから英語教室に通う必要があるのですか?
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英語学習の基本は、英語を「聞いて」「まねる」ことです。子どもたちの聞く力(聴覚)の発達は8~9歳くらいで頂点に達し、その後衰えていきます。その前後の年齢で英語に継続して触れておけば、英語の上達はとても早くなります。
また、週に一度は英語に触れるという学習習慣を身に付けることができます。一度身に着いた学習習慣は、一生ものの財産になります。
子どもたちに必要なのは、「いきなり「文字」の指導から入り、文法を主体とした従来の英語教育」ではありません。しかし、多くの学習塾では、いまだに従来型の学習方法が行われています。
- 英語教育は外国人じゃなくてもいいのですか?
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英語の音声を重視するあまり、外国人であればすべてがよく見えてしまう傾向が強いように見受けられます。しかし、外国人講師のキャラクターに左右されたり、お遊戯や歌で、なんとなく楽しい時間を過ごしている現状では、学習の定着はそれほど期待できません。
「英語が喋れる」=「英語が指導できる」ではありません。大切なのは、一人ひとりを継続的に見つめる情熱+指針となる指導法・体系的なカリキュラムや教材です。
- 「英語」が大切な本当の理由は?
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今、日本と海外との結びつきはますます強くなっていて、インターネットなどさまざまなメディアを通して数多くの情報が日本に入ってきています。その中でも特に有益な情報をいち早く確実にキャッチして自分なりにうまく活用できれば、趣味にも勉強にも仕事にもますます活躍できるとは思いませんか?
英語ができるかどうかでますます差がつく世の中になりそうだから、きっとみんな一生懸命英語に取り組もうとしているのではないでしょうか。
野球やサッカーのように活躍の場は世界中に広がっています。英語ができれば世界の人々とコミュニケーションが取りやすいので、可能性はますます広がることでしょう。
- 「英語」をかんたんに身につける方法は?
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「継続は力なり」ということばの通り、勉強もスポーツも、「続けること」「やりぬくこと」が最も大切です。もしもかんたんに身につく方法が世の中にあったとしても、すぐに忘れてしまうようなものではあまり意味がありません。
特に英語独特の音やリズムをつかむリスニングの力は、体育や音楽のように身体で覚えるようなものなので、短い期間で身につくものではありません。毎日のようにCDを聞く習慣を身につけるなど学習の積み重ねがとても重要です。
- 「英検」を持っていると、どんなメリットがありますか?
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英検取得者には具体的には次のようなメリットがあります。大学・短期大学・高等学校等の入試の際、英検取得者を優遇する学校は一段と増加しています。また、最近の高校入試問題を見ても、コミュニカティブな能力を求められる傾向がより一層強まっていますし、大学センター試験にも「2006年リスニング試験導入」などその傾向は強く見られ、「英検」の学習が「入試」の学習と重なる部分はますます増えてきています。
最近では、アメリカの多くの大学で英検2級(大学によって条件がちがいます)が正規留学の資格として認められるようにもなってきています。どの級を持つにしても「英検」は学習者にとって大きな励みとなります。そして、次の級に向かうチャレンジ精神につながることこそ、何ごとにも変えがたいメリットになるのかもしれません。